飾らない音像とデザイン 「Tivoli Audio Model Two」

20100827_01.jpgハンドメイドによる木製キャビネット、ノスタルジックなデザイン、メリハリがありかつ温かみのある音質。第一号機が“モノラルラジオ”という2000年に創設された新興オーディオメーカーとは思えないチボリ・オーディオの製品は、実は1950年代からオーディオの世界で活躍したヘンリー・クロスという人物によって創造された、筋金入りのオーディオ機器だったりします。



チボリ・オーディオとの出会いは、とあるショッピングフロアオーディオコーナー。その一角から聞き慣れたギターの音が流れていました。ディストーションのかかったアメリカ的なハードロックギターが魅力的なダイナミックなロックサウンド。自宅のオーディオで何度も聞き込み耳馴染んだ曲のはずなのに、フロアに響くその音は、自宅のそれとは違う音に聴こえました。

自分のオーディオとは明らかに質感の違うギターの音。低音域が過剰に補強されておらず、その音がまるでギターアンプを通してその場に流れているかのような臨場感。一瞬で耳を奪われ立ち止まってしまいました。

どんなすごい機器からこの音は出ているんだろう?と興味津々で近づいてみると、そこにあったのは茶色くて小さな(ちょっと大きなランチBOXくらい?)昔風なオーディオ装置。

大きなダイヤルが右側にドン、同じ口径のスピーカーが左側に並ぶシンメトリーなデザイン。そして茶色の木製キャビネット。

てっきりハイテクなデザインのオーディオ機器を想像していたので、そのノスタルジックさに面を食らいました。

一見すると、そのノスタルジックな演出がわざとらしく、へたをすると安っぽく感じられるギリギリのデザイン。でも、そのデザインと音像がまったく違和感無く同居しているからこそ、ただのノスタルジーに足下をすくわれないのだなと思った瞬間、その製品に対する設計者のこだわりや美意識が一朝一夕にできた物ではないなと感じました。

その日は持ち合わせが無く衝動買いを逃れたものの、どうしてもそのオーディオ機器が頭から離れず、何度かショップに通い、音を聞き、最初の印象が間違っていない事を確かめ、改めて購入しに出かけました。

いままで外国のオーディオ機器を所有していなかった事もあり、その音像は異国の雰囲気があり、一概には言えませんが日本のメーカーのそれとは違うことに新鮮な感動がありました。

聞き慣れたCDやレコードを改めてチボリで聞き直すと、新たな発見があり、同じ音源でも二度美味しいという楽しみも。

願わくば、ショッピングフロアで聞いたような大きな音で自宅で堪能できればなあというのが、ささやかな願いでもあります。


20100827_02.jpg【Model Two】Model Oneタイプはこの状態でモノラルラジオとして。

20100827_03.jpg【Model Two】Model Twoはスピーカ付きでステレオに。

20100827_04.jpg【Model CD】CDプレーヤーを組み合わせてCDコンポに。

20100827_05.jpg【Model Two+Model CD】並べるとこんな感じ。さらにオプションでサブウーファーもあります。

≫ Tivoli Audio Model Two

*** written by フヌール ***



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