
赤のセルロイドチックな柄が個性的なこの万年筆は仙台の「大橋堂」という会社のもの。
中学入学時に初めて万年筆をお祝いとしてプレゼントされてから、ボールペンよりも万年筆の方が好きで、それ以来ずーっと常に何本かは所有しています。

「大橋堂」の万年筆は、確かデパートで開催された東北地方の物産展で購入したもの。あまり高いものは買えなかったので比較的お手頃な価格帯の中からデザインが気にいったこの赤の1本を選びました。お手頃とはいえ2〜3万円はした記憶が。でも高いものはン十万円なんてのもありますからね(・・;)
「大橋堂」は宮城県仙台市で手作り万年筆を作っている会社。大正元年の創業以来、エボナイトを足踏みろくろで削り上げるという手作りを守り続けているそう

仙台市以外には店舗は無いので購入手段はデパートなどでの催し物(物産展とか職人の技展のような)の際の出張販売に限られるようです。
購入時には、書き手の癖や好みなどを丁寧にヒアリングしてその人が一番書きやすい1本を選んでくれます。
そして、なんと購入者には毎年、「○月○日から○月○日まで、××百貨店で出張販売を行います。お買い上げの万年筆の無料メンテナンスを行いますのでぜひお越し下さい。」というような内容のはがきが届きます。
さすが、生涯無料メンテナンスをうたっているだけのことはあります。というか、自分たちが作り出したモノに対する職人さんの愛情と責任感の表れなんでしょうね。
ネットを検索してみてもホームページなども無い模様。簡単な情報が(財)仙台観光コンベンション協会が作っている「
せんだい あーとの杜」というホームページで紹介されているので、そちらをご参考に。
≫ 手作り万年筆の大橋堂(商標登録)
「万年筆 大橋堂」で検索すると、愛用者の方の個人ブログなども多く出てくるので、参考にしてみてください。
*** written by いね ***
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