世界中で2000万人以上に読まれている絵本「かいじゅうたちのいるところ」

20101110_01.jpgモーリス・センダック作「かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)」。子どもの頃、何度も読んでもらった大好きな絵本でした。
写真右は子どもの頃読んでもらっていたもの(1983年第21刷)かなり汚れて黒ずんでいますね。左はあとになって海外の本屋でたまたま見つけ購入した英語版。




あらすじ

いたずらっこの“マックス”が、母親に叱られて夕食抜きで寝室に放り込まれる。すると寝室が森になり海まであらわれ、マックスはヨットで冒険に出発する。そしてたどり着いたのが、“かいじゅうたち”のいる島。そこでマックスはかいじゅうたちの王様となり...

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1963年に出版され、翌年コールデコット賞(アメリカで最も権威のある児童書の賞)を受賞。世界中で約2000万部売れている超有名な絵本です。現在の翻訳版は1975年に出版され、以来日本でも約100万部のベストセラーとなっているようです。

20101110_02.jpg牙や角があるのや、毛むくじゃら、鳥タイプや牛タイプ、山羊...色々な少し恐いけど個性的なかいじゅうたちが魅力的。クライマックスのかいじゅうと踊るシーンの見開き6ページは台詞なしという演出も心憎い。そしてなにより、“マックスが寝室に帰ってくるとちゃんと夕飯が置いてあって、それがまだ暖かい”というラストシーンの安心感がいい。
親の叱責により子どもの心に生じる“怒り〜和解”への過程が形象化され描かれており、実は子どもの頃には誰にでもある体験なのではと、今読み返しても胸が熱くなります。

子どもにはもちろん、大人にも子どもの頃を思い出して読んでほしいオススメの絵本です。
また去年2009年には実写映画化(日本公開2010.01)もされました。色々な思い入れからか、不覚にも初めて映画を観て泣いてしまいました。(エンディングではなく、前半の主人公がかいじゅうたちと出会う場面)こちらの映画もオススメです。監督はあの“スパイク・ジョーンズ”。短い絵本の内容を上手く長編映画化しています。さすが!

「かいじゅうたちのいるところ」モーリス・センダック作/絵 神宮輝夫 訳 冨山房
≫ 冨山房公式サイト
≫ 映画かいじゅうたちのいるところ公式サイト(日本)

*** written by タケダ ***



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