世界で最も人気のある絵本!のなかの一冊!「はらぺこあおむし」

20110118_01.jpg以前、子どもの頃好きだった絵本「かいじゅうたちのいるところ」を紹介しました。今回もそんな子どものころよく読んでいた好きな絵本、エリック・カール作「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」です。
これを知らない方も、この有名な絵柄を一度はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。



あらすじ

日曜の朝、卵からかえったはらぺこの青虫。月曜にリンゴを1つ食べ、火曜はナシを2つ、水曜はスモモ3つ...と、食べても食べてもはらぺこの青虫は土曜にとうとう食べ過ぎておなかを壊してしまいます...そして青虫はサナギへとなり、最後にはきれいな蝶に。

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ビビッドできれいな色彩とシンプルで無駄のない構図、ストレートで判りやすい物語から世界中で愛読されるベストセラーの絵本です。
この青虫は毎日色々なものを食べまくるのですが、その軌跡が実際ページに“丸い穴”となって開けられており、絵本に効果的な変化とページ間のつながりを持たせています。さらにそこに、“曜日・数の概念”や“食べ物の名称”、“卵から蝶になるまでの青虫の成長過程”をテンポよく織り込み、子どもが楽しんで覚えられる仕掛けになっています。

20110118_02.jpg
作者自らが彩色した色紙を使い、それらをコラージュする手法で制作されていて、その色調やタッチは印象派の絵画からヒントを得たといいます。他の絵本もこの手法をとっているようですね。
たしか、色紙はアトリエの引出しに色調ごとに分けストックされており、他の作品にも使うために、切抜きの残りも捨てずにとっておいていたのを、ドキュメンタリー番組か何かで観た記憶があります。

エリック・カール(Eric Carle)略歴

1929年、ニューヨークに生まれる。
幼少時に両親の故郷、西ドイツ(シュトゥットガルト)へ移住。
シュトゥットガルトの造形美術大学を卒業後、ニューヨークに戻る。
レオ・レオニ(※)の紹介でニューヨーク・タイムズのグラフィック・デザイナーとして勤務。
最初の絵本「123どうぶつえんへ」で「'70年ボローニャ国際児童書展グラフィック大賞」を受賞。
発表した絵本は40作以上、39カ国語に翻訳され、出版部数は2500万部を超える。
世界で最も人気のある絵本作家の一人。
2002年、ボストン近郊に「エリック・カール絵本美術館」開館。
※イラストレーター・絵本作家(「スイミー」等)
(絵本および関連書籍参照)

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元々はグラフィック・デザイナー出身だったんですか。なるほど、どおりでこの完成度。しかもあのレオ・レオニ(「スイミー」の作者で有名)とも昔から親交があったんですね。
2002年にボストン近郊で「エリック・カール絵本美術館」がオープン。エリック・カールの作品だけではなく、レオ・レオニやモーリス・センダック(前回紹介した「かいじゅうたちのいるところ」の作者)の作品もあるようです。一度は行ってみたい!
また最近では、この「はらぺこあおむし」の絵本、ミニュチア版やポップアップ(飛び出す絵本)版も出ているようです。ちょっと欲しくなりました。

≫ エリック・カール公式サイト(英語)
≫ エリック・カール絵本美術館(英語)

*** written by タケダ ***



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