
小さい子供のおやつに人気の「クッピーラムネ」は、そのパッケージの雰囲気や素朴な味で今でも駄菓子を代表するブランドのひとつです。
子供の頃に10円玉を握りしめて駄菓子屋さんに走った記憶も遥か彼方という年代ですが、原色鮮やかな色合いとカワイイ(?)キャラクターが愛嬌なパッケージが鮮烈な印象を残す「クッピーラムネ」。
ラムネ菓子自体は他にもいろいろあるかと思いますが、自分の中でラムネ菓子と言えばコレという感じです。
とはいえ「もしかしら地元限定の人気商品だったのを知らずに勘違いしてなんか言ってる」という恥ずかしい行為をしている可能性もあるので、念のためネットで調べたら、普通に全国規模で有名な駄菓子で安心しました。ほっ。
この「クッピーラムネ」には、パッケージやネーミングにまつわるトリビアがいくつかあり、テレビ等でも取り上げられたりするようですが、このあたりは公式ホームページに詳しいので今回はあえて取り上げませんが、個人的に気になっているのが透明部分が少ないパッケージデザインです。
なぜ透明部分が少ないのが気になるかというと、透明フィルムにインクを刷る場合、色が透けないように一度「白」インクを塗ります。クッピーラムネのパッケージを見ると、色が透けている部分が無いため(透明窓は除く)、ほとんどの面積に白が刷られているという事になります。
印刷屋さんからすれば、インクをたくさん使われるので長い目でみるとコストがかなりかかっていると思うんですが、その辺は商品のコスト計算に反映されているのか興味深いところです。
ちなみに、メーカーのカクダイ製菓は名古屋の製菓メーカー。ホームページを見るとラインナップは「クッピーラムネ」だけという潔さ。
この辺りにクッピーラムネが持つブランド力の強さを感じます。

カクダイ製菓株式会社
*** written by フヌール ***
コメントを書く