
もの好きコレクション「ものコレ!」のスタッフがおススメの映画を紹介する「ものコレ!セレクトムービー」。
6月16日が“父の日”だったことから今回は「父親」 をテーマにセレクトしました。
6月16日が“父の日”だったことから今回は「父親」 をテーマにセレクトしました。

「アメリカ、家族のいる風景」Don't come Knocking(2005)独・米
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:サム・シェパード、ジェシカ・ラング、他
過去の栄光から抜け出せず、落ちぶれた生活を送る映画スターのスペンスは、撮影現場から逃走中に立ち寄った実家の母親から、実の子の存在を聞かされる。何かを感じたスペンスはその子供を捜す旅にでかける。
映画「パリ、テキサス」で、カンヌ映画祭で賞を取った監督ヴィム・ヴェンダースと脚本家で俳優のサム・シェパードが再びタッグを組んだロードムービー。
脚本を書いたサム・シェパードは、落ちぶれた映画俳優スペンスを演じています。
とにかく破天荒な人生を送ってきたスペンスはアルコール中毒で生活も仕事もボロボロ。すべてに嫌気が差してきたところへ突然知った子供の存在が気になり始め、記憶を頼りに元恋人と出会った街へ向かいます。
その街に住み続けていた元恋人との再会、その子供との出会い、さらに謎の少女の存在がゆっくりと絡み合います。
突然現れた父親に、動揺を隠せず苦悩する母親や子供たち。アメリカの田舎町を舞台に人間の機微を細かく描いています。
人生の中で埋まらなかったそれぞれの家族不在の物語が、最後に埋め合わせが間に合い、それぞれにけじめを付け再出発してゆきます。
かなりウェットなストーリーなのに、中西部の乾燥した街を舞台にしているせいか、カラっとした印象的が残る映画でした。
ちなみにwikiのよると、主演のサム・シェパードとジェシカ・ラングは、この次期に私生活でもパートナーだったようです。
*** written by フヌール ***

「ビッグ・フィッシュ」Big Fish(2003)米
監督:ティム・バートン 原作:ダニエル・ウォレス
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー 他
出演:サム・シェパード、ジェシカ・ラング、他
脚本を書いたサム・シェパードは、落ちぶれた映画俳優スペンスを演じています。
とにかく破天荒な人生を送ってきたスペンスはアルコール中毒で生活も仕事もボロボロ。すべてに嫌気が差してきたところへ突然知った子供の存在が気になり始め、記憶を頼りに元恋人と出会った街へ向かいます。
その街に住み続けていた元恋人との再会、その子供との出会い、さらに謎の少女の存在がゆっくりと絡み合います。
突然現れた父親に、動揺を隠せず苦悩する母親や子供たち。アメリカの田舎町を舞台に人間の機微を細かく描いています。
人生の中で埋まらなかったそれぞれの家族不在の物語が、最後に埋め合わせが間に合い、それぞれにけじめを付け再出発してゆきます。
かなりウェットなストーリーなのに、中西部の乾燥した街を舞台にしているせいか、カラっとした印象的が残る映画でした。
ちなみにwikiのよると、主演のサム・シェパードとジェシカ・ラングは、この次期に私生活でもパートナーだったようです。

「ビッグ・フィッシュ」Big Fish(2003)米
監督:ティム・バートン 原作:ダニエル・ウォレス
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー 他
息子のウィルは幼い頃、父エドワードが語る奇想天外な父の昔話が大好きでした。年を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなってゆきます。大人になり、あるときの仲違いを機に2人の不和が続いていました。そんなある日、父が倒れたと知らせが入りもう長くはないと知ります。しかし、病床でも相変わらず語り出す父にうんざりのウィルは、父と理解し合えぬままでいました...
ファンタジー系の映画ですが、父親と息子の確執と和解の物語です。物語は現代から父親の若い頃の回想のような空想のような話しで構成されています。
父親のかなり“盛った”昔話が、どこまでが実際あった話でどこからが作り話なのか、それとも全部ホラ話なのか。魔女、巨人、迷いの森、サーカス団...と監督のティム・バートン独特の世界観が楽しめます。ラストシーンもいい感じに伏線を回収し、しかも結構泣けます。
*** written by 夕ケ ***
父親のかなり“盛った”昔話が、どこまでが実際あった話でどこからが作り話なのか、それとも全部ホラ話なのか。魔女、巨人、迷いの森、サーカス団...と監督のティム・バートン独特の世界観が楽しめます。ラストシーンもいい感じに伏線を回収し、しかも結構泣けます。
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